神岡 の最先端科学の研究施設
古川 の伝統の息づくもてなしの文化
河合宮川 の心安らぐ手付かずの自然

    


「夢のたまご塾」飛騨アカデミー実行委員会(「ゆめたま」)
〒506-1195 岐阜県飛騨市神岡町東町378 神岡振興事務所4F
TEL/FAX:0578‐82‐4020(電話は平日の午前中のみ)
E-mail: hida-academy★sunny.ocn.ne.jp

         メールを送られる方は★を@に変えてください

2014 Summer Seminar
超一流の講師陣とも仲良くなれる?
充実した講義にフィールドワーク
そして素敵な仲間を見つけるチャンス!

7日(木)

 

伊藤貞義さん


 

『生命の進化と体の仕組み』

東北大学 理事

略歴
昭和29年生
昭和54年3月 東北大学医学部卒業
昭和54年5月 宮城県古川市立病院で初期研修
昭和56年4月 東北大学医学部第二内科入局
昭和57年5月 米国ミシガン州ヘンリーフォード病院内科
          高血圧研究部門 Research Fellow
昭和59年11月 同上より帰国(第二内科在籍)
昭和62年6月 米国ミシガン州ヘンリーフォード病院内科
          高血圧研究部門 Senior Staff
平成7年3月 東北大学医学部第二内科講師
平成9年8月 東北大学医学部第二内科教授
平成11年4月 大学院への移行により現職(内科病態学講座腎・高血圧・
          内分泌学分野教授)
平成14年〜 治験センター長(兼務)
平成14年〜 血液浄化療法部長(兼務)
平成17年4月~ 国立大学法人東北大学総長特任補佐
平成20年4月~ 副研究科長、副学部長
平成24年4月~ 東北大学理事(研究・環境安全担当)
平成26年2月〜 東北大学理事(研究担当)

賞罰他(本人受賞分)
昭和63年8月 New Clinical Investigato Award(ヘンリーフォード病院)
平成5年4月 Young Investigator Awarrd(第一等賞)(南北アメリカ高血圧学会)
平成5年5月 Young Scholer Award(アメリカ高血圧学会)
平成6年7月 Established Investigator Award(アメリカ心臓協会)
平成9年1月 東北大学医学部奨学賞金賞
平成22年5月 日本腎臓財団学術賞

学会各種活動
理事就任歴:日本内科学会、日本腎臓学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会、日本心血管内分泌代謝学会、日本肥満治療学会、日本腎臓リハビリテーション学会、国際腎臓学会
日本循環器学会(評議員)、アメリカ心臓協会(Fellow)

Editorial Boad
Nephron(Chief Editor 1999-2002)
Journal of American Society of Nephrology
Hypertension Reserch
Clinical and Experimental Nephrology

メッセージ
世界を目指せ。
次の世界を作るのは若い君たちです。興味のあることにはどんどんチャレンジして、沢山の人に出会いながら自分を磨いていきましょう。世界に飛び出し、世界中の友達ができると、人生が豊かで楽しくなります。


 
高木繁さん


『科学技術と生活 真の豊かさとは』

名古屋工業大学 学長特別補佐・アドミッションオフィス長

略歴
1979年3月 東京大学理学部科学 卒業
1985年3月 東京大学理学系研究科博士課程 修了
           
メッセージ
科学技術の進歩により、生活がかなり変わってきています。しかし、一方ではPM2.5による被害など、新たな問題が生じてきています。
この講義では、まずPM2.5とは何だろう、何故発生しているのか、解決はできないのか、について考えてみます。後半は、LEDについて考えてみます。LEDによって照明の省エネ化が進んだと言われていますが、逆にブルーライトの悪影響も問題になっています。また、本当に照明としてLEDは良い選択なのかどうかについても考えていきます。
8日(金)


丸藤祐仁さん


 
『カムランド実験:ニュートリノで宇宙を調査する』

東北大学ニュートリノ科学研究センター 助教


略歴
1999年3月 茨城大学理学部数理科学卒業
2004年3月 東北大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了
2004年4月 東北大学 ニュートリノ科学研究センター 研究員
2005年6月 東北大学 ニュートリノ科学研究センター 助手
2007年4月 東北大学 ニュートリノ科学研究センター 助教

メッセージ
カムランド実験は、光る油を用いてニュートリノをテーマとした研究を行っています。素粒子としてのニュートリノ研究、天体や地球を観測する手段としてのニュートリノの利用方法、宇宙の謎を解明するためのニュートリノ研究などを紹介します。

 Roger A.
WENDELLさん


 

『素粒子の世界を探る超大型検出器』

東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設 助教

略歴

1980年生まれ、米国コロラド州出身
2002年 ルイジアナ州立大学理学部物理科卒
2008年 ノースカロライナ大学大学院博士(素粒子物理学)取得
2008年~2012年 デューク大学 博士研究員
2012年~現在 東京大学宇宙線研究所宇宙素粒子研究施設 助教

メッセージ
スーパーカミオカンデ実験装置を用いて目では見えない素粒子を観測することで
宇宙の謎を解き明かす科学を一緒に考えましょう。




 

 スーパーカミオカンデ・カムランド 見学 



 橋口宏衛さん

『小脳コンピュータ』

大同大学ロボティクス学科 講師

略歴
2001年3月 立命館大学理工学部ロボティクス学科卒業
2006年3月 立命館大学大学院総合理工学専攻博士後期課程修了、博士号授与

メッセージ
今の時代、コンピュータは単なる「道具」です。
ロボット開発だけでなく、機械設計や電子回路でもプログラミング・シミュレーションをします。
情報科学だけでなく、どんな学科を志望してもパソコンの勉強をしておきましょう。



9日(土)

 
山田保誠さん

 
『窓から眺める環境・エネルギー問題

独立行政法人 産業技術総合研究所 サステナブルマテリアル研究部門環境応答機能薄膜研究グループ主任研究員

 
略歴

生年月日:昭和45年9月4日
1988年 名古屋大学大学院工学研究科博士課程後期課程
材料機能工学専攻修了。
同年、通商産業省工業技術院名古屋工業研究所入所。
2001年 独立行政法人 産業技術総合研究所に改組。
2005年より1年間スウェーデン・ウプサラ大学オングストローム研究所客員研究員。
2007年より5年間(独)国立高等専門学校機構豊田工業高等専門学校非常勤講師。
現在、サステナブルマテリアル研究部門環境応答機能薄膜研究グループ主任研究員。
2010年 電気化学学会棚橋賞受賞。博士(工学)


メッセージ
 
皆さんが大人になったときどのような社会であって欲しいですか?
 そのためには、どうすれば良いでしょうか? そして、今すべきことは何でしょうか?
 少し広い視野、そして多角的に環境・エネルギー問題を考えてみましょう。


高橋浩二さん

 
『古墳から何がわかるか』

富山大学人文学部 准教授

略歴
・出身地は茨城県
・1994年富山大学大学院修了、1995年より大阪府羽曳野市教育委員会勤務、富山大学人文学部講師、2001年より富山大学人文学部助教授、2007年より富山大学人文学部准教授、現在に至る。
・専門は、日本考古学

メッセージ
 地中に埋もれた「過去」を掘り起こし、研究するのが私の仕事です。考古学は地道な研究分野ですが、歴史を変える発見に巡り合った時には、それまでの苦労が吹き飛ぶぐらいうれしいものです。皆さんの足元にも遺跡が埋まっています、ぜひ見つけてみましょう。


北岡明佳さん



『錯視とだまし絵と三次元の知覚』

立命館大学文学部人文学科 教授

略歴
1961年高知県生まれ。1991年、筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了、教育学博士。大学院在籍中は動物心理学を専攻、ラットとマウスの情動性と穴掘り行動を研究した。1991年から2001年まで、財団法人東京都神経科学総合研究所(現在の公益財団法人 東京都医学総合研究所)に主事研究員として勤務。ニホンザルの大脳視覚皮質の電気生理学的研究と、ヒトの知覚研究を行った。2001年より、立命館大学文学部助教授、2006年より、同教授、現在に至る。現在の専門は知覚心理学。特に、錯視の実験心理学的研究と、錯視デザインの創作を得意としている。2002年に開設したウェブページ「北岡明佳の錯視のページ」には、日本語版・英語版ともに多くのアクセスがある。2006年、第9回 ロレアル 色の科学と芸術賞の金賞を受賞(関連記事)。2007年、日本認知心理学会から第3回独創賞を受賞(関連記事)。著書に、「トリック・アイズ」シリーズ(2002?2013年、カンゼン)、「現代を読み解く心理学」(2005年、丸善)、「だまされる視覚 錯視の楽しみ方」(2007年、科学同人)、「錯視入門」(2010年、朝倉書店)がある。また、ニュートンムック別冊「脳はなぜだまされるのか? 錯視完全図解」(2007年)・「錯視と錯覚の科学 目の錯覚はなぜおきるのか?」(2013年)(いずれもニュートンプレス)や別冊サイエンス174「知覚は幻 ラマチャンドランが語る錯覚の脳科学」(2010年)・別冊日経サイエンス198「脳が生み出すイリュージョン 神経科学が解き明かす錯視の世界」(2014年)(いずれも日経サイエンス社)の監修を行った。錯視コンテスト(2009?)の審査委員長を務めている。


メッセージ
心理学もおもしろいですよ。

 ミニゼミ           3名ほどの講師の方に参加いただく予定です     


10日(日)
 レールマウンテン
バイク



橋本基弘さん




『科学と法の交わる場所-人類や社会の発展に科学と法はどのように関わるのか』

中央大学法学部 教授

略歴
1959年生まれ
1982年3月中央大学法学部法律学科卒業
1989年3月中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得(2002年博士「法学」)
1991年4月高知女子大学文学部(現高知県立大学文化学部)専任講師
1992年4月 同 助教授
2002年4月 同 教授
2004年4月中央大学法学部教授(憲法学)
2009年11月~2013年10月 同法学部長 学校法人中央大学理事
 主著『憲法の基礎』(1999年)
    『近代憲法における団体と個人』(2004年)
    『プチゼミ憲法』(2005年)
    『表現の自由 理論と解釈』(近刊)
    『よくわかる地方自治法』(編著)など

メッセージ
 法というと、どうしても型ぐるしいイメージがあります。でも、法は、私たちの生活を守り、自由を保護している、たいせつなしくみです。みなさんに法について話をする機会を与えられ、ひとりの法律家として、法をもっと身近に感じてもらい科学や学問と法が深く結びついていることを理解してもらえればうれしく思います。

 
  2014夏セミナー 報告書
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