東 洋一 氏
福井県立恐竜博物館 特別館長


『アジアの恐竜時代』

昭和28年生まれ
昭和48年 福井大学教育学部卒業
昭和59年 福井県立博物館学芸員
平成3年 福井県立博物館主任学芸員
平成5年 博士(理学)取得(東京大学)
平成12年 福井県立恐竜博物館総括学芸員
平成16年 福井県立恐竜博物館副館長
平成21年 福井県立恐竜博物館館長
平成22年 福井県立恐竜博物館特別館長
北海道大学、広島大学、放送大学、富山大学、福井大学、岡山大学などで非常勤講師歴任。中国地質科学院地質研究所客員研究員、中国吉林大学客員教授など。
主な著書に「北陸の自然誌」(功玄出版)、「恐竜時代の博物誌」(公文出版)、「大恐竜時代」(小学館)、「よみがえる恐竜王朝」(監訳:小学館)、「日本の恐竜」(学研)、「恐竜の動物学」(他人書館)、「知学辞典」(平凡社)など
メッセージ:
現在、世界の恐竜研究ではアジア地域からの恐竜化石が大きな貢献をしています。アジア各地で行われた発掘調査で、学術的に重要な恐竜化石が相継いで発見されています。これらの恐竜の意義についてお話しします。 
呉人 惠 氏
富山大学人文学部教授

『シベリアで未知の言語に取り組む』


1957年生まれ 山梨県出身
東京外国語大学大学院外国語学研究科修了 博士(文学)
北海道大学文学部助手、富山大学人文学部助教授を経て現職
メッセージ:
「シベリア」というと、極寒の不毛な土地というイメージがありますが、シベリアは実際には多様な自然資源に恵まれた豊かな土地です。今回はそこに暮らすコリャークというトナカイ遊牧民のことばを、これまで私がどのようにフィールドワークしてきたか、また、そのような辺境の言語を研究する意義はなにかについて、皆さんにお話ししたいと思います。
渡辺 寛子 氏
東北大学ニュートリノ科学研究センター助教


『ニュートリノを見る目 KamLAND 』

2007年 東京理科大学理工学部物理学科卒業
2012年 東北大学理学研究科物理学専攻博士課程修了
2012年 東北大学ニュートリノ科学研究センター助教
メッセージ:
素粒子の一種であるニュートリノは私たちの周りを常に飛び交っていますが、他の物質と殆ど反応しないため、ほぼ全てが何の痕跡も残さずにすり抜けていきます。この高い浸透力は検出を困難にしますが、その反面発生した時の情報を直接もたらし、遠く離れた発生源の性質を理解する“道具”として利用できます。カムランド実験は、世界最大量の“光る油”で構成される高感度のニュートリノ検出器で原子炉、太陽、地球、宇宙といった多様な発生源のニュートリノを観測し、様々な謎を解き明かしています。さらに昨年新たにスタートしたカムランド実験では、検出器の特徴を生かしてニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊の探索を行っており、宇宙創成の謎の解明へと夢は広がります。
セミナーでは、これら現在進行中の夢への挑戦の様子をお話します。
安部 航 氏
東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設 助教


『スーパーカミオカンデ実験とニュートリノ』

1997年 東京大学理学部物理学科卒業
2002年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了
2005年 東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設助教
メッセージ:
スーパーカミオカンデ実験では、太陽や地球の大気など身近で生成されるニュートリノの観測を行っています。
普段の生活ではほとんどなじみのない、このニュートリノがどのような粒子なのか、何を調べようとしているのか、そして、スーパーカミオカンデ実験がどうやってニュートリノの測定を行っているのかについて、お話したいと思います。実験や研究が実際にどのように行われているのか知ってもらえればと思います。
フィールドワーク
 〜 スーパーカミオカンデとカムランドの見学 〜
朴澤 直秀 氏
岐阜大学地域科学部 准教授


『歴史と史料』

1971年東京生まれ 宮城県出身
1994年 東京大学文学部卒業
1999年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得後退学
2002年 博士(文学)
現在は、岐阜大学地域科学部准教授。専攻は日本近世史・宗教史
メッセージ:
歴史上のできごとや、過去の社会のありさまを、どうやって明らかにするのか。その手がかりになるのは、過去に人間が残した活動の痕跡(例えば書類)です。それを「史料」といいますが、私たちも日々「史料」を残しているのです。いくつかの事例を取り上げて、お話ししたいと思います。
和田 壽弘 氏
名古屋大学大学院 文学研究科 教授


『インドの屁理屈 : 兎の角は存在するか?』

昭和48年 岐阜県立大垣北高等学校卒業
名古屋大学文学部、名古屋大学大学院文学研究科、プーナ大学大学院(インド)留学を経て、昭和62年 名古屋大学文学部助手、
平成2年 名古屋大学文学部印度哲学史講座助教授、
平成10年 名古屋大学文学部東洋学講座(インド文化学研究室)教授、
平成13年 ウォルフスン・カレッジ(イギリス オックスフォード)客員研究者、ウプサラ大学(スウェーデン ウプサラ)客員教授、
平成20年 名古屋大学大学院文学研究科長・文学部長
メッセージ:
人間って何だろう。この問題に取り組むのが人文学で、その根底には人間を知りたいという衝動です。衝動を得るためのきっかけは、人や様々な出来事との出会いでしょう。きっかけを大事にしたいものです。
 
高木 繁 氏
名古屋工業大学工学教育総合センター アドミッション・オフィス長

『What is technologies?』


ワークショップ
 
〜 京都大学 飛騨天文台の見学 〜
ミニゼミ開催
少人数のグループに分かれて行います。
杉阪英明氏(大国寺副住職)、影山節子氏(自然インタープリター)、石橋祥二氏(春慶塗師)、 平岩大作氏(中学校教諭)の4名の講師にお出でいただきました。
飛騨学
 〜 レールマウンテンバイク ガッタンゴ− 体験! 〜
渡部 潤一 氏
国立天文台副台長


『宇宙生命は存在するか?〜天文学者のアプローチ〜』

1960年 福島県生まれ。
1987年 東京大学大学院、東京大学東京天文台を経て、現在、自然科学研究機構国立天文台副台長、教授、総合研究大学院大学教授。理学博士。
流星、彗星など太陽系天体の研究の傍ら、最新の天文学の成果を講演、執筆などを通して易しく伝えるなど、幅広く活躍している。
1991年にはハワイ大学客員研究員として滞在、すばる望遠鏡建設推進の一翼を担った。国際天文学連合では、惑星定義委員として準惑星という新しいカテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えた。
主な著書に「新しい太陽系」(新潮新書)、「ガリレオがひらいた宇宙のとびら」(旬報社)、「星空からはじまる天文学入門」(化学同人)、「天体写真で ひもとく宇宙のふしぎ」(ソフトバンククリエィティブ・サイエンスアイ新 書)、「太陽系の果てを探る」(東大出版)、「星の地図舘」(小学館、共 著)、「しし座流星雨がやってくる」(誠文堂新光社)など。
メッセージ:
日食は観察できましたか?今年は、いろいろな天文現象が起こる年です。そうでなくても、毎日の夜空は一期一会。不思議な魅力と謎に満ちた世界です。ぜひ、夜空を見上げて、ほんの少し宇宙に思いを馳せてみましょう。
2012
これまでに開催したセミナーの報告です
   先生方の肩書はセミナー開催当時のものです。
   講義順のご紹介です。

 ― 2012.8.2 〜 8.5 開催 ―
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