澤岡昭先生
大同大学学長 宇宙航空研究開発機構技術参与
テーマ: 「もう直ぐ完成する国際宇宙ステーション  〜これからの日本の宇宙開発〜」

1938年 北海道生まれ
1963年 北海道大学物理学科卒業
1965年 北海道大学大学院博士課程を中退して、大阪大学基礎工学部助手
1969年 東京工業大学工業材料研究所(現在、応用セラミックス研究所)助手、助教授、教授、所長を経て 1999年 退官
1999年 大同工業大学学長(現在、大同大学)
この間、宇宙開発事業団(現 宇宙航空研究開発機構)研究統括リーダーとして、スペースシャトル利用計画に参画、現在も技術参与として国際宇宙ステーションの応用利用計画を推進、政府の宇宙戦略専門調査会主査代理 理学博士
メッセージ
昨年の夏に国際宇宙ステーション(ISS)に日本の実験室『きぼう』が取り付けられました。
ISS本体も今年の秋に完成します。ISSには既に若田飛行士と野口飛行士が長期滞在しました。
長い間待っていたISSの本格的利用が始まります。
今、新しい日本の宇宙利用の時代が、始まろうとしています。これから近未来の日本の宇宙開発
について、わかりやすく説明します。
未来を担う君たちと一緒に
考えましょう。
高橋弦先生 
岐阜大学地域科学部教授
テーマ: 
「社会的市場経済の思想」

1948年 秋田県湯沢市生まれ
1976年 東北大学大学院経済学研究科博士課程(経済学博士)
1976年 東北大学経済学部助手
1979年 岐阜大学教育学部助教授
1996年 岐阜大学地域科学部教授
研究分野 経済学(ドイツの政策思想・社会保障論
主要業績 「ドイツの社会保障成立史論 梓出版社、「転換する資本主義:現状と課題」 御茶の水書房 など
メッセージ
経済理論の効用とは高校生の方からみた経済学は文系のわりには数学っぽいことも扱うらしい、しかし景気予測などは外れることも多くあまりあてにならない、といったあたりでしょうか。この講義では既存の経済理論(19世紀起源)を紹介すると同時にその限界を突き破り、21世紀社会の現実に相応しい経済(政策)理論として登場した「社会的市場経済」の考え方を解説します。経済学のイメージ刷新を狙ってみたいと思います。
竹田敦先生
東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設助教

テーマ: 「宇宙素粒子とスーパーカミオカンデ・XMASS」

1976年 京都市生まれ
1998年 京都大学理学部物理学科卒業
2003年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了
2003年 京都大学理学研究科リサーチフェロー
2004年 日本学術振興会特別研究員(PD)
2004年 東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設助手
2007年 東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設助教
メッセージ
私たちの宇宙を構成している素粒子の中でも特にニュートリノを研究するスーパーカミオカンデの話と、宇宙暗黒物質の候補とされている素粒子の探索に挑むXMASSの話をします。
吉田斉先生
東北大学ニュートリノ科学研究センター助教

テーマ: 「カムランド実験 〜ニュートリノで見る地球・宇宙〜

1974年愛知県生まれ
1997年 大阪大学理学部物理学科卒業
2002年 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻 博士課程修了
2002年 大阪大学研究員
2005年 東北大学ニュートリノ科学研究センター助手
2007年 東北大学ニュートリノ科学研究センター助教 現在に至る
メッセージ
ニュートリノという素粒子は宇宙にあふれていますが、なかなか反応しないため、その性質が良くわかりませんでした。地下に設置されたカムランドやスーパーカミオカンデなどの巨大な観測装置は、ニュートリノがいかに飛び交うのかといったような性質を解明してきました。いま、カムランドでは、ほとんど通り抜けていくニュートリノのごく一部を観測し、光では観測できない地球内部や太陽内部を見透すことができます。セミナーでは、ニュートリノを対象物を調べるための新しい道具として利用するカムランド実験について紹介します。
フィールドワーク
スーパーカミオカンデ、カムランドの見学
住斉先生
筑波大学名誉教授 東京大学大学院生物科学専攻人類学教室客員共同研究員

テーマ:
 「日本各地の縄文系対弥生系人口比率と日本人成立過程 DNA解析による」

岐阜県高山市に生まれ、高校卒業(1961年)まで過ごす。京都大学工学部電気工学科を経て、東京大学大学院理学系研究科物理学専門課程で、理論物理学を学ぶ。理学博士(1972年) 専門は生物・化学物理学就職は、通商産業省電子技術総合研究所基礎部低温物理研究室を経て、筑波大学物質工学系に移り、定年退職(2006年) 研究は理論による研究で、初め、物質の光学的性質、次に、溶液中の化学反応速度を経て大学時代最後には、生物の光合成初期過程を研究。大学定年退職後、高山に戻り、DNA解析による『飛騨びと』ルーツの探索(実験)研究を始め、現在に至る。
メッセージ

私はここ飛騨の豊かな自然に育まれました。高校卒業後は都会に出ましたが、故郷には育てて貰った恩があるので、定年後故郷に戻りました。故郷を出て得た知識や人脈を故郷に導入すれば、故郷の収支はバランスします。そうしなければ、故郷は疲弊します。私が飛騨に貢献できる課題として、DNA解析による『飛騨びと』ルーツ の探索を選びました。これはこの夢のたまご塾で話す課題に発展しました。私の専門は理論物理学ですが、この課題は人類学の実験研究です。やってみれば扉は開くもんです。

和仁達也先生
(株)ワニマネジメントコンサルティング 代表取締役 ビジョナリーパートナー
*ビジョナリーパートナー……ビジョンとお金を両立させる専門家  公式サイト http://www.wani-mc.com/
テーマ: 「世界一受けたいお金の授業」

1972年生まれ
1999年開業
2005年度からビジョナリーパートナースタイルのコンサルタントの養成事業開始
2006年度からパートナーの丹羽浩之氏とともにユメオカLLPを立ち上げる
現在(株)ワニマネジメントコンサルティングの代表、ならびにユメオカLLPの会長を務める。『お金、時間、コミュニケーション』を連動させる独自の理論で高い評価を得ている。著書には「世界一受けたいお金の授業」 ダイヤモンド社、 「逆ザヤ社員が稼げる社員に変わる法」 ダイヤモンド社、「脱★ドンブリ経営」 ダイヤモンド社、 「夢現力」 ゴマブックス、 「成功ノート」 ゴマブックス、など著書多数
メッセージ
この授業では、実社会でのビジネス経験のない高校生が、ビジネスで動くお金の流れのメカニズムを学ぶことで、「自分で商売(ビジネス)をやってみたくなった」と夢と希望と勇気を持つことをゴールとします。「そうか!お金や経済って、こんな風に動いていたのか!」とビジネスのエッセンスをわかりやすく学べる授業です。テレビ東京「カンブリア宮殿」にも出演。
高木繁先生
名古屋工業大学教授 アドミッションセンター長 

テーマ: 「食品の光と陰」
フィールドワーク
飛騨みやがわ考古民俗館 縄文土器で煮炊き体験

薪で火を焚き、縄文土器でトウモロコシを煮て食べました!
浅井脩先生
テーマ: 「『数学論』のおはなし」 

昭和36年 岐阜大学農学部獣医学科卒業
昭和37年 愛知県私立滝高等学校奉職
現在 愛知県私学協会教育研究部会(数学)理事
池田真行先生
富山大学大学院理工学研究部准教授、日本睡眠学会評議員、日本時間生物学会評議員
テーマ: 「体の中の時計のはなし」

1966年島根県生まれ
1992年 山口大学大学院理学研究科修士課程(生物学専攻)修了(理学修士)
1996年 東京医科歯科大学大学院医学研究科博士課程(機能学系生理学専攻)修了(医学博士)
1996年 早稲田大学人間総合研究センター助手
2000年 早稲田大学理工学総合センター講師
2001年 (財)大阪バイオサイエンス研究所研究員
2005年 富山大学理学部生物学科助教授
2006年 富山大学大学院理工学研究部(理学)准教授 現在に至る
2003年 第1回日本時間生物学会学術奨励賞 受賞
2004年 第7回日本睡眠学会学術奨励賞 受賞
メッセージ
高校での進路指導は、どの程度の学力でどの大学に合格できるのかという基準については教えてくれますが、どのような大学でどのような研究が行われているのかはあまり教えてくれません。大学では皆さんの想像を超える多様な研究が行われています。また、偏差値の低い大学の研究が、偏差値の高い大学の研究に比べ、必ずしも見劣りするものではありません。将来どういうことにチャレンジしたいのかをしっかり考え、大学に進学してください。
本郷真紹先生
学校法人立命館副総長 立命館大学文学部教授
テーマ: 「大学での学びとは? 〜自分にあった大学・人生を選択するために〜」

1957年生まれ
1981年 京都大学文学部卒業
1987年 京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学
1992年 富山大学人文学部助教授
1996年 立命館大学文学部助教授
2000年 立命館大学文学部教授
2000年 立命館大学教学部副部長
2004年 京都大学博士(文学)
2005年 学校法人立命館 常務理事
2007年 学校法人立命館 副総長
2009年 文部科学省 中央教育審議会大学分科会専門委員
2010年 文部科学省 国立大学法人評価委員会臨時委員

著書には、「律令国家仏教の研究」 法藏館、 「和国の教主 聖徳太子」(編著) 吉川弘文館、「白山信仰の源流」 法藏館、 「日本仏教の史的展開」(共著) 塙書房、その他著書、論文多数
メッセージ
「大学って、どんなところ?大学での学びって、高校と同じ?学問って、どんなもの?」大学への進学に大きな期待と一抹の不安を感じている高校生の皆さん、大学での「学び」、すなわち学問は、高校までの学習とは大きく異なり、実はとっても楽しくて、とっても厳しいものなんです。学習は「学び習う」ことであるのに対し、学問は「学び問う」こと、つまり、皆さん自身が課題を定め、十分に考え、自分なりの結論を見出し、従来の解釈や他人の理解とどこが異なるのか、といった作業に真剣に取り組むことが、「学び」の中心となるのです。この講義では、私が取り組んでいる日本古代史の学問をご紹介しながら、その楽しさと厳しさを実感して頂きたいと考えています。
2010
これまでに開催したセミナーの報告です
   先生方の肩書はセミナー開催当時のものです。
   講義順のご紹介です。

 ― 2010.8.5 〜 8.8 開催 ―
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