秋山仁先生 東海大学教育開発研究所所長・東海大学理学研究科教授・NHKラジオ テレビ講座講師・ (財)平成基礎科学財団理事・(社)全国幼児教育研究協会理事・京都芸術高等学校名誉校長 テーマ: 「美を支える数学的真実」 上智大学大学院数学科を修了後、ミシガン大学数学客員研究員、米国AT&Tベル研究所科学コンサルタント(非常勤)日本医大助教授、東京理科大学教授、科学技術庁参与、文部省教育課程審議会委員などを経て、現在に至る。 先生からのメッセージ 「不思議を沢山感じることが、研究の原動力です。本レクチャーでは、皆さんが関心ありそうなトピックを題材にし、それを科学的に解き明かしていくことを目的とします。より具体的には、美を追求して行くと、旺々にして数学的真実に辿り着く。美術や音楽の背景に潜む数学について、この現象を実況中継しましょう。」 |
斎藤誠先生 気象庁地震火山部地震予知情報課評価解析官 テーマ: 「地震を知って地震から身を守る 〜減災のための地震・津波の基礎知識と地震・津波情報の現状」 1962年 大阪市生まれ 1987年 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士前期課程修了 1987年 気象庁入庁 福岡管区気象台技術部観測課 1990年 阿蘇山測候所 1992年 科学技術庁研究開発局防災科学技術推進室専門職 1994年 気象庁地震火山部地震火山業務課計画係長 1998年 福岡管区気象台技術部地震火山課主任技術専門官 2001年 内閣府参事官補佐(地震・火山対策担当) 2004年 気象庁地震火山部管理課情報即時地震調整官 2008年 気象庁地震火山部地震予知情報課評価解析官 先生からのメッセージ 「日本は世界でも有数の地震国です。地震やこれに伴って発生する津波そのものを止めることは出来ませんが、地震や津波とはどういうもので、地震や津波が起こったときにどうすれば良いのかを知れば、少しでも被害を減らすことはできます。地震や津波を正しくおそれて、また情報をうまく使って自分や家族の身を守ってください。」 |
関谷洋之先生 東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設助教 テーマ: 「宇宙と素粒子とスーパーカミオカンデ」 1997年 東京都生まれ 1999年 東京大学理学部物理学科卒業 2004年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了 2004年 京都大学理学研究科リサーチフォロー 2005年 東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設助手 2007年 東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設助教 先生からのメッセージ 「私たちの体から宇宙まで、すべての物を構成する素粒子の説明と、その中のニュートリノを研究するスーパーカミオカンデのお話をします。」 |
中村健悟先生 東北大学ニュートリノ科学研究センター講師 テーマ: 「KamLANDでニュートリノを捕まえる方法」 1999年 アメリカDuke大学研究員 2005年4月より 東北大学大学院講師 |
フィールドワーク 東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設 スーパーカミオカンデ 見学 東北大学ニュートリノ科学研究センター カムランド 見学 |
北井礼三郎先生 京都大学飛騨天文台准教授 テーマ: 「太陽の活動と宇宙の天気」 1948年 大阪府にて出生 1967年 大阪府立天王寺高校卒業 1971年 京都大学理学部卒業 1976年 芸術振興会研究員 1983年 京都大学博士号取得 フランス ピック ディュ ミディ 天文台客員研究員 1984年 京都大学理学部附属天文台助手 1996年 京都大学大学院理学研究科助教授 2007年 京都大学大学院理学研究科准教授 先生からのメッセージ 「太陽は太古以来変わりのないものと思われていますが、爆発現象など激しい現象がおこっています。最近、その太陽の影響が地球上の生活にも及んでいることが分かってきました。この様子を最新の画像で視覚的に分かりやすく紹介したいとおもいます。」 |
合掌顕先生 岐阜大学環境心理行動学准教授 テーマ: 「人との関わりから環境を考える −環境心理学の世界−」 京都府京都市生まれ 1993年 横浜国立大学教育学部卒業 1996年 京都府立大学大学院生活科学研究科修士課程住環境科学専攻修了 1998年 横浜国立大学大学院工学研究科博士課程後期計画建設学専攻中退 1998年 岐阜大学地域科学部助手 2001年 博士(工学) 2003年 岐阜大学地域科学部助教授 先生からのメッセージ 「人間が周囲の環境をどのようり捉えるか』という問題について、認知心理学や建築環境工学の観点から学習する。また、建築における省エネルギー手法や高齢者・障害者に配慮した建築環境のあり方についても学習する。」 |
高木繁先生 名古屋工業大学教授・工学教育総合センターアドミッションオフィス長 テーマ: 「化学について」 東京都出身 1979年 東京大学理学部化学 卒 1985年 東京大学博士課程理学系研究科化学 卒 |
フィールドワーク(選択制) 近藤治子先生 声楽家、岐阜聖徳学園大学・大垣女子短大他非常勤講師 テーマ: 「挑戦!ミュージカルを創る」 岐阜北高校卒業 国立音楽大学教育科卒業 クラシック音楽CARACAL LA(カラカラ)主幹。ソロリサイタル7回県内外での演奏活動の他、岐阜護国神社境内で野外音楽祭を5回主催。幼児音楽鑑賞教室・芸術は娯楽だ!HIDA・MINO交流音楽祭等クラシック音楽普及のためのコンサートを数多く手がける。青少年のためのオペレッタ・ミュージカルを演出・指導して後進の育成にも尽力している。 平成4年度岐阜県芸術文化奨励受賞 CD「うぐいす」制作 先生からのメッセージ 「音楽が不得意でも、自分を表現するのが下手でも、人間誰しも変身願望はあるはずです。既製の曲を使ってドラマと音楽を一緒にしたドラムジカに挑戦しましょう。ストーリーを作るのはあなたです。」 |
フィールドワーク(選択制) 星野延夫先生 地質コンサルタント・土木地質技術士 テーマ 「身近な地形と地質」 山梨県大月市出身 1975年 東北大学理学部古生物地質学科卒、電源開発株式会社入社・水力建設部設計室 1976年 土木設計部 1982年 建設部設計室 1997年 建設部地質グループリーダー 2001年 エンジニアリングセンター 電力・インフラ技術室 2004年 エンジニアリング事業部 建設技術グループ 国内の多くの水力発電所建設や石油地下備蓄計画で、地質調査。 又、イラク、タイ、トルコ、ホンジュラス、インドなどなどの世界の水力発電所建設の地質調査を行ってきた。 先生からのメッセージ 「景色を見るのが一層楽しくなります。」 |
和田壽弘先生 名古屋大学大学院文学研究科東洋学講座インド文化学研究室教授・評議員 テーマ: 「インドの古典語サンスクリットの不思議」 1973年 岐阜県立大垣北高等学校卒業 1979年 名古屋大学文学部哲学科(印度哲学史専攻)卒業 1979年〜1980年 名古屋大学・プーナ大学交換留学生制度によりプーナ大学大学院(インド)に留学 1982年 名古屋大学大学院文学研究科(東洋哲学専攻印度哲学専門)博士課程前期課程修了 1984年〜1986年 文部省アジア諸国等派遣留学生としてプーナ大学(インド博士課程に留学 1987年 名古屋大学文学部哲学科印度哲学史講座助手 1988年 プーナ大学大学院修了(Ph.D.取得) 1990年 名古屋大学文学部哲学科印度哲学史講座助教授 1998年 名古屋大学文学部人文学科東洋学講座(インド文化学研究室)教授 2001年 ウォルフスン・カレッジ(イギリス、オックスフォード)客員研究者、ウプサラ大学(スウェーデン、ウプサラ)客員教授 2002年 名古屋大学より博士(文学)学位取得 2006年 名古屋大学大学院文学研究科長・文学部長 先生からのメッセージ 「学問は面白くなければやる価値はありません。すぐに役に立つ知識は、状況が変われば役立たなくなります。すぐに役に立たないものであっても楽しく探求しましょう。」 |
鈴木典比古先生 国際基督教大学(ICU)学長 テーマ: 「夢 〜 一番確実で有利な自分への投資」 1945年生まれ 1986年 一橋大学経済学部卒業。同大学大学院経済学修士。インディアナ大学経営学博士(DBA)。ワシントン州立大学助教授、準教授、イリノイ大学助教授などを経る。その後、国際基督教大学国際関係学科教授 同大学学務副学長を歴任。 2004年 国際基督教大学学長就任 「多国籍企業経営論」 「日本企業の人的資源開発」 「企業戦略と国際関係論」など専門分野の著書、論文が多数ある。 先生からのメッセージ 「15〜18歳の高校時代は教育制度上の学生身分としてよりも、1人の人間として最も成長し、自分の一生の基本的方向が固まっていく時期です。この時期に、心からなりたい人間になっていく夢を語り合いましょう。」 |
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